理事長挨拶
2020年度よりNPO法人レアリサルスポーツクラブの理事長になりました、松浦淳と申します。普段は青森中央短期大学で、保育者の養成に取り組んでおります。
レアリサルスポーツクラブは「すべての人が楽しみを通して成長できる社会」の実現を願っています。そのために、場所・季節・年齢・性別を越えて、メンバーが意欲をもって活動に参加し、たのしい/くやしい/うれしい/ほっとした、と思える時間を共に過ごせる活動を大切にしています。様々な感情が湧き、自らを表現することは、それぞれの発達を生み出します。私たちは、このような活動を作り・増やし・充実させていくこと、そこで生まれる感情を大切にすることで、全ての参加する方の発達に貢献していきたいと考えています。
今後とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
NPO法人 レアリサルスポーツクラブ
理事長 松浦 淳
・レアリサルスポーツクラブ 理事長
・NPO法人あーるど 理事
・青森市教育委員
ーレアリサルスポーツクラブの想い(理念)ー
活動を通じて、障がい児・者が
自分らしい生活を送るために楽しみを見つけ
楽しみを通して多くの人とつながり
喜びを分かち合いながら
成長できる社会づくりに貢献します
知的障がいや発達障がいに対する社会の認識は徐々に変わりつつあるとはいえ、依然として取り巻く環境には多くの課題があります。そのひとつとして、知的障がいや発達障がいのある方が日常的に活動できる場や居場所が少ないという現状が挙げられます。そのため、多くの知的障がいや発達障がいのある方は自宅と学校や福祉施設、職場の往復が生活の中心になっています。
このような生活で本当に自分らしく生活できるのでしょうか?生活の範囲が狭くなるとそれだけ人との関わりも減少し成長に影響を与える可能性があります。また、この状況は社会全体の障がい理解にも影響を与えます。
人は人との関係のなかで生涯成長を遂げているといっても過言ではありません。自ら行きたいと思える活動や場所が一つでも多く存在し、そこで仲間と楽しみを共有できればさらに成長できるはずです。また、より多くの人が障がい児・者の楽しみを知る機会が増えれば、社会における障がい理解がもっとスムーズに進むはずです。
このような考えから、レアリサルスポーツクラブは2009年9月に任意団体として発足し、サッカーの活動を通して知的障がいや発達障がいのある方の自立と社会の障がい理解につなげることを目指し活動をスタートしました。その後、活動のさらなる充実と普及を目指して2011年10月に法人格を取得し活動を続けています。
クラブ名由来
クラブの名前である「REALIZAR(レアリサル)」はスペイン語で「実現する、達成する」という意味を持ちます。「私たちの当たり前を障がいのある方の”当たり前”に」の実現を目指し、そして、活動に関わる人の思いの実現を目指してクラブ名としました。
クラブエンブレム
青森の県鳥である「白鳥」が羽ばたき飛翔していく様子を表しています。サッカーを中心とする活動を通して、障がいのある方やご家族、スタッフ、ボランティアの夢の実現、目標の達成に向かって、共に羽ばたいていくクラブです。
ビジョン
活動を通して障がい児・者の自分らしい自立につなげます
活動が障がい児・者の居場所の一つになるようにします
活動を取り組む姿から社会の障がい理解の促進につなげます
活動方針
自ら足を運びたくなるような活動を行います
内発的な気持ちを大切にしそれを共有しながら活動します
参加者の人間味あふれる様子に着目した普及活動を行います
役員紹介
中川 敏之 (としコーチ)
・レアリサルスポーツクラブ 副理事長
・初級障害者スポーツ指導員
時本 英知(ときコーチ)
・レアリサルスポーツクラブ 理事
・新潟青陵大学短期大学部
幼児教育学科 准教授
・JFA公認D級コーチ
・初級障害者スポーツ指導員
牧野 紀仁(まきコーチ)
・レアリサルスポーツクラブ 理事
・レアリサルコーチ
・社会福祉施設職員 生活支援相談員
藤本 祥平(ふじコーチ)
・レアリサルスポーツクラブ 理事
・レアリサルコーチ
齋藤 準(さいとうコーチ)
・レアリサルスポーツクラブ 理事
・FCトゥリオーニ 代表
・JFA公認キッズインストラクター
・JFA公認C級指導者ライセンス
市川 友一(いちコーチ)
・レアリサルスポーツクラブ 理事
・JFA公認キッズインストラクター
・JFA公認A級指導者ライセンス
小山内 敬子
・レアリサルスポーツクラブ 理事
・青森県障害者スポーツ協会 理事
・上級障害者スポーツ指導員
・青森防災士会
秋元 真樹子
・レアリサルスポーツクラブ 監事